地中電線路の敷設④(過去問にチャレンジ)解答

正解:(3)

解説

(1)地中電線路の敷設①(直接埋設式)の通り、直接埋設式は管路式や暗きょ式に比べて、工事費が少なく、工事期間も短い。正解。

(2)地中電線路の敷設②(管路式)の通り、管路式はケーブルが管路に保護されているので、外傷事故の危険性が少なく、また、管路内でケーブルの抜き差しが出来るので、増設や撤去にも便利である。正解。

(3) 地中電線路の敷設②(管路式)の通り、管路内には熱が溜まりやすく、熱放射が悪いため、ケーブル条数が増加すると、許容電流が減り、送電容量に制限を及ぼす。したがって(3)が誤り。

(4)、(5)地中電線路の敷設③(暗きょ式)の通り、他の工事と比較してコストが非常に高く、工期も長い。その一方で、ケーブルの敷設作業や保守点検作業が容易で、換気設備による熱放射も見込めるため、熱放射性も良く、多条敷設に適している。正解。

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