電気主任技術者制度(過去問にチャレンジ)

次のaからcの文章は、自家用電気工作物を設置するX社が、需要設備または変電所のみを直接統括する同社のA,B,C及びD事業場ごとに行う電気主任技術者の選任等に関する記述である。ただし、A~Dの各事業場は、すべてY産業保安監督部の管轄区域内のみにある。

「電気事業法」および「電気事業法施行規則」に基づき、適切なものと不適切なものの組み合わせとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

a.受電電圧33[kV]、最大電力12,000[kW]の需要設備を直接統括するA事業場に、X社の従業員で第三種電気主任技術者免状の交付を受けている者のうちから、電気主任技術者を選任し、遅滞なく、その旨をY産業保安監督部長へ届け出た。

b.最大電力400[kW]の需要設備を直接統括するB事業場には、X社の従業員で第一種電気工事士試験に合格している者をあてることとして、保安上支障がないと認められたため、Y産業保安監督部長の許可を受けてその者を電気主任技術者に選任した。その後、その電気主任技術者を電圧6,600[V]の変電所を直接統括するC事業場の電気主任技術者として兼任させた。その際、B事業場への選任の許可を受けているので、Y産業保安監督部長の承認は求めなかった。

c.受電電圧6,600[V]の需要設備を直接統括するD事業場については、その需要設備の工事、維持及び運用に関する保安の監督に係る業務を委託する契約をZ法人(電気保安法人)と締結し、保安上支障がないものとしてY産業保安監督部長の承認を受けたので、電気主任技術者を選任しないこととした。

 abc
(1)不適切適切適切
(2)適切不適切適切
(3)適切適切不適切
(4)不適切適切不適切
(5)適切不適切不適切

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