次の文章は,図に示す高圧受電設備において全停電作業を実施するときの操作手順の一例について,その一部を述べたものである。
a)(ア)を全て開放する。
b)(イ)を開放する。
c) 地絡方向継電装置付高圧交流負荷開閉器(DGR 付PAS)を開放する。
d)(ウ)を開放する。
e) 断路器(DS)の電源側及び負荷側を検電して無電圧を確認する。
f) 高圧電路に接地金具等を接続して残留電荷を放電させた後,誤通電,他の電路との混触又は他の電路からの誘導による感電の危険を防止するため,断路器(DS)の(エ)に短絡接地器具を取り付けて接地する。
g) 断路器(DS),開閉器等にはそれぞれ操作後速やかに,操作禁止,投入禁止,通電禁止等の通電を禁止する表示をする。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ア | イ | ウ | エ | |
(1) | 負荷開閉器 (LBS) | 断路器 (DS) | 真空遮断器 (VCB) | 負荷側 |
(2) | 配線用遮断器 (MCCB) | 断路器 (DS) | 真空遮断器 (VCB) | 負荷側 |
(3) | 配線用遮断器 (MCCB) | 真空遮断器 (VCB) | 断路器 (DS) | 電源側 |
(4) | 負荷開閉器 (LBS) | 断路器 (DS) | 真空遮断器 (VCB) | 電源側 |
(5) | 負荷開閉器 (LBS) | 真空遮断器 (VCB) | 断路器 (DS) | 負荷側 |