分散型電源の系統連系設備①(過去問にチャレンジ)

次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく分散型電源の系統連系設備に関する記述である。

a) 逆変換装置を用いて分散型電源を電力系統に連系する場合は,逆変換装置から直流が電力系統へ流出することを防止するために,受電点と逆変換装置との間に変圧器(単巻変圧器を除く)を施設すること。ただし,次の①及び②に適合する場合は,この限りでない。

①逆変換装置の交流出力側で直流を検出し,かつ,直流検出時に交流出力を(ア)する機能を有すること。

②次のいずれかに適合すること。

・逆変換装置の直流側電路が(イ)であること。

・逆変換装置に(ウ)を用いていること。

b) 分散型電源の連系により,一般送配電事業者が運用する電力系統の短絡容量が,当該分散型電源設置者以外の者が設置する遮断器の遮断容量又は電線の瞬時許容電流等を上回るおそれがあるときは,分散型電源設置者において,限流リアクトルその他の短絡電流を制限する装置を施設すること。ただし,(エ)の電力系統に逆変換装置を用いて分散型電源を連系する場合は,この限りでない。

上記の記述中の空白箇所(ア)~(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ

 
(1)停止中性点接地式電路高周波変圧器低圧
(2)抑制中性点接地式電路高周波チョッパ高圧
(3)停止非接地式電路高周波変圧器高圧
(4)停止非接地式電路高周波変圧器低圧
(5)抑制非接地式電路高周波チョッパ低圧

正解を表示