発振回路①

図のように増幅器と帰還回路から構成される回路を発振回路と呼び、(ア)電源を入力することで、自ら(イ)信号を出力し、クロック信号や通信での搬送波などに用いられる。

増幅器では入力信号に対する増幅信号が出力され、帰還回路では発振を持続したい周波数だけを選択して増幅器の入力へ(ウ)させる。((ウ)とは入力信号と(エ)位相で帰還信号を戻すことである。)これを繰り返すことで、帰還回路で選択した周波数だけの出力に限定され、また、永遠に無限大になるまで増幅されるわけでなく、やがて飽和して出力電圧も一定に落ち着き、この信号が持続的に出力され続ける。

増幅器での増幅度をAとし、帰還回路での帰還率をβとすると、発振条件として、(オ)を満たす必要がある。

上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 
(1)直流交流正帰還Aβ≧1
(2)交流直流正帰還Aβ≧0
(3)直流交流正帰還Aβ≦0
(4)交流直流負帰還Aβ<0
(5)直流交流負帰還Aβ<1

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