電気通信①(過去問にチャレンジ)

次の文章は,電気通信に関する記述である。

電気通信において,信号に変換された情報を伝える媒体を伝送路と呼ぶ。伝送路などから混入し,送りたい信号を変化させてしまうことがある不要な成分を(ア)という。

身近な通信手段の一つとして電話がある。地域間をまたがる電話網において多数の通話を効率的に中継するために,1 本の伝送路を用いて同時に多数の通話を伝送する技術を(イ) という。

無線通信では,送りたい情報を信号波と呼ばれる電気信号に変換した後,送信機によって,周波数のより高い搬送波と呼ばれる信号と合成し,(ウ)を作る。(ウ)を作り出したり,受信機において(ウ)から信号波を取り出す方式はいくつかある。

アナログ信号をディジタル信号に変換するA-D 変換においては,アナログ信号の最高周波数に対して,その2 倍以上の周波数で(エ)を行えば,(エ)された信号から元のアナログ信号を再現できる。これを(エ)定理という。

画像や音声,ビデオなどの情報をそのまま記録・伝送しようとすると,データのサイズが大きくなるために,データの(オ)が行われる。静止画像の代表的な(オ)方法としてJPEG という国際標準規格がある。

上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 
(1)雑音(ノイズ)輻輳正弦波標本化圧縮
(2)側波帯多重化変調波標本化伸長
(3)雑音(ノイズ)多重化変調波標本化圧縮
(4)雑音(ノイズ)多重化変調波量子化伸長
(5)側波帯輻輳正弦波量子化圧縮

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