風力発電は、自然の風を利用して風車を回し、その回転力で発電機を回すことで発電を行う。風車の種類には回転軸が垂直な(ア)や、回転軸が水平な(イ)などがあり、風力発電効率が良い(イ)発電機が使われるケースが多い。
<特徴>
・自然風のエネルギーを利用するので、枯渇することなく、有害物質の排出などもない。一方で、風が吹かないと発電出来ないので、発電量が天候に大きく左右される。
・汽力発電や原子力発電に比べるとエネルギー密度は低い。
・強風時に、定格出力以上では出力を抑制する必要があり、その方法としてブレードの(ウ)を大きくして風を逃がす(ウ)制御や、(ウ)は固定した状態で、風速が一定以上になると、ブレード背面で流れる空気のはく離が起こり、揚力(回転力)を失うという(エ)制御がある。発電出来ない程の強風時には上記制御後に、電磁ブレーキ等で完全に風車を停止させる。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)に当てはまる組合せとして、最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ア | イ | ウ | エ | |
(1) | オランダ型 | プロペラ型 | ピッチ角 | ストール |
(2) | プロペラ型 | オランダ型 | ストール | ピッチ角 |
(3) | ジャイロミル型 | プロペラ型 | ピッチ角 | ストール |
(4) | プロペラ型 | ジャイロミル型 | ピッチ角 | ストール |
(5) | ジャイロミル型 | オランダ型 | ストール | ピッチ角 |