地絡保護(過去問にチャレンジ)解答

正解:(4)

解説:

(1)電線路の保護①の通り、保護協調の観点より、末端側から順番に動作させる必要があるので、変電所より需要家側の整定値を小さくする。正解

(2)地絡保護の不必要動作①の通り、需要家側の構内高圧ケーブルを短くすることで、需要家側の構内高圧ケーブルによる対地静電容量を小さくでき、系統側での地絡に対して、もらい地絡電流を極めて小さくすることができるので、不必要動作の発生を少なくすることができる。正解

(3)地絡保護の不必要動作①の通り、地絡方向継電器を設置することで、需要家内での地絡か、需要家外での地絡かを判別できるので、不必要動作を防げる。正解

(4)電線路の保護①の通り、動作時限(時間)だけでなく、動作電流も整定する必要があるので、動作時限のみの記載が誤り。

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