架空電線路の弛度①

架空電線は、直線上にピンと張るのではなく、たるみ(弛度:ちど)を持たせて架設することで、温度による熱収縮を吸収したり、電線に張力が掛かり過ぎるのを防止したりする。

電線の弛度をD[m]、径間(支持物間の距離)をS[m]、電線1mあたりの荷重をW[N/m]、電線の許容引張荷重をT[N]とすると、電線の弛度はD=(ア)[m]で表せる。

また、電線の許容引張荷重=(イ)である。

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 
(1)$\frac{WS^2}{3T}$$\frac{電線の引張強さ}{安全率}$
(2)$\frac{WT^2}{3S}$電線の引張強さ×安全率
(3)$\frac{TW^2}{3S}$電線の引張強さ×安全率
(4)$\frac{WS^2}{8T}$$\frac{電線の引張強さ}{安全率}$
(5)$\frac{WT^2}{8S}$電線の引張強さ×安全率

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