巻線を磁極が通過する際に誘導起電力が発生し、巻線の直列数の分だけ、起電力が蓄積されて、取り出せる電圧が大きくなる。その1相あたりの直列巻線を1つのスロットにまとめた(ア)巻と、複数のスロットに分けて配置する(イ)巻がある。また、巻線の開き(間口の大きさ)を磁極のピッチと同じにする(ウ)巻に対して、磁極のピッチよりも小さくする(エ)巻がある。
誘導起電力を出来るだけ正弦波に近づけるために、磁極面の形や(オ)の長さを調整したり、電機子巻線を(イ)巻や(エ)巻にしたり、固定子鉄心のスロットに磁気(カ)を用いたりなどの工夫を施す。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、(オ)、(カ)に当てはまる組合せとして、最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ア | イ | ウ | エ | オ | カ | |
(1) | 集中 | 分散 | 全率 | 限率 | 鉄心 | ヒシテリシス |
(2) | 集中 | 分布 | 全節 | 短節 | 空隙 | くさび |
(3) | 集約 | 分散 | 全節 | 短節 | 鉄心 | くさび |
(4) | 集約 | 分布 | 全節 | 短節 | 鉄心 | ヒシテリシス |
(5) | 集約 | 分散 | 全率 | 限率 | 空隙 | ヒシテリシス |