次の文章は,小形交流モータに関する記述である。
モータの固定子がつくる回転磁界中に,永久磁石を付けた回転子を入れると,回転子は回転磁界(ア)で回転する。これが永久磁石同期モータの回転原理である。
永久磁石形同期モータは,回転子の構造により,(イ)磁石形同期モータと(ウ)磁石形同期モータに分類される。(イ)磁石形同期モータは,構造的に小型化・高速化に適しており,さらに(エ)トルクが利用できる特徴がある。
(エ)トルクは,固定子と回転子の鉄心(電磁鋼板)との間に働く回転力のことである。この回転力のみを利用したモータは,永久磁石形同期モータに比べて,材料コストが(オ)という特徴がある。
上記の記述中の空白箇所(ア)~(オ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ア | イ | ウ | エ | オ | |
(1) | より低い速度 | 表面 | 埋込 | リラクタンス | 低い |
(2) | より低い速度 | 埋込 | 表面 | コギング | 低い |
(3) | と同じ速度 | 埋込 | 表面 | リラクタンス | 高い |
(4) | と同じ速度 | 埋込 | 表面 | リラクタンス | 低い |
(5) | と同じ速度 | 表面 | 埋込 | コギング | 高い |