「電気設備技術基準」及び「電気設備技術基準の解釈」に基づく、電線の接続に関する記述として、適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
(1)電線を接続する場合は、接続部分において電線の絶縁性能を低下させないように接続するほか、短絡による事故(裸電線を除く)及び通常の使用状態において異常な温度上昇のおそれがないように接続する。
(2)裸電線と絶縁電線とを接続する場合に断線のおそれがないようにするには、電線に加わる張力が電線の引張強さに比べて著しく小さい場合を含め、電線の引張強さを25[%]以上減少させないように接続する。
(3)屋内に施設する低圧用の配線器具に電線を接続する場合は、ねじ止めその他これと同等以上の効力のある方法により、堅ろうに接続するか、又は電気的に完全に接続する。
(4)低圧屋内配線を合成樹脂管工事又は金属管工事により施設する場合に、絶縁電線相互を管内で接続する必要が生じたときは、接続部分をその電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分被覆し、接続する。
(5)住宅の屋内電路(電気機械器具内の電路を除く)に関し、定格消費電力が2[kW]以上の電気機械器具のみに三相200[V]を使用するための屋内配線を施設する場合において、電気機械器具は、屋内配線と直接接続する。