接地工事①(過去問にチャレンジ)解答

正解:(4)

解説: aは電技(電気設備技術基準の略称)第10条、bは電技第11条の内容である。

a.電気設備の必要な個所には、異常時の電位上昇、高電圧の侵入等による感電、火災その他人体に危害を及ぼし、又は物件への損傷を与えるおそれがないよう、接地その他の適切な措置を講じなければならない。ただし、電路に係る部分にあたっては、この基準の別の規定に定めるところによりこれを行わなければならない。

b.電気設備に接地を施す場合は、電流が安全かつ確実に大地に通ずることができるようにしなければならない。

ここは暗記問題なので、キーワードを覚えておくとよい。記憶のヒントとしては、通常時は絶縁により電路を隔離する。異常時は接地により電流を大地に逃がし電位上昇や感電・火災などを防止する。今回の電技第10条、11条は異常時の安全対策に対する記述であるので、接地に関する文言が入る。

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