正解:(4)
解説:図のように可動コイルに直流電流が流れると、右ネジの法則(右ネジを回す方向に電流が流れる時、右ネジが進む方向に磁束が発生し、進む方向がN極に磁化する)に従い、指針がある方向がN極に、反対側がS極に電磁石として磁化される。すると、図のような反発力と引力が働くことで、時計回りに回転しようとする力が働く。このとき働く力は電流の大きさに比例し、軸に取り付けられたバネの反発力と釣り合うところまで回転する。
ちなみに、交流電流の場合だと、周囲の固定磁極による磁界が変わらないのに対して、電磁石のN・S極が反転し続けるため、時計回りに力が働いたり、反時計回りに力が働いたりして、計器として成り立たないため、直流回路でのみ使用可能である。