正解:(2)
解説:角周波数ω[rad/s]の交流回路において、インダクタンスL[H]のコイルのリアクタンスを複素数表示すると、
jωL[Ω]
であり、同様に、角周波数ω[rad/s]の交流回路において、静電容量C[F]のコンデンサのリアクタンスを複素数表示すると、
$\frac{1}{jωC}$[Ω]
である。
リアクタンスとは抵抗と同じような概念で、どれだけ電流を流れにくくするかということ。
コイルではインダクタンスが大きい程リアクタンスが大きくなる(感覚的にはインダクタンスL[H]が大きい、つまり、電流の流れを妨げようとする力が大きいので、リアクタンスが大きいというイメージ)。
また、静電容量が小さい程リアクタンスは大きくなる(感覚的には静電容量C[F]が小さいと、コンデンサのキャパが小さいので、すぐ満充電になり電流が流れなくなるため、リアクタンスが大きいというイメージ)。