高圧受変電設備(LBS,PF)解答

正解:(3)

解説:LBS(Load Break Switch)は高圧交流負荷開閉器と呼ばれ、負荷時(電流が流れている時)の開閉操作が出来る。過電流時の遮断操作は出来ないため、PF(Power Fuse:高圧限流ヒューズ)が過電流時にヒューズが溶断させることで、遮断の役割を担い、これとセットで用いられる。負荷時開閉操作が出来るが、LBSへの負担がかかるので、計画的な年次点検などでは、無負荷や無電圧状態にしてから開閉するのが一般的である。図はCB形キュービクルの一例を示しており、変圧器用開閉器として用いる時には、LBSとPFが④,⑤に該当する。また、主遮断装置をLBSとPFを組み合わせたPF・S形キュービクルでは、図の②,③(VCB:真空遮断器とDS:断路器)の代わりに使用することが出来る。ただし、PF・S形キュービクルでは300kV・A以下の小規模のものに限定される。

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