図のように,z 軸の正の向きに磁束密度 B=1.0×10-3 T の平等磁界が存在する真空の空間において,電気量e=-4.0×10-6 Cの荷電粒子が yz 平面上を y 軸から60°の角度で①又は②の向きに速さv[m/s]で発射された。この瞬間,荷電粒子に働くローレンツ力Fの大きさは1.0×10-8 N ,その向きはx軸の正の向きであった。荷電粒子の速さv に最も近い値[m/s]とその向きの組合せとして,正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ただし,重力の影響は無視できるものとする。図中の◉は,紙面に対して垂直かつ手前の向きを表す。
速さv | 向き | |
(1) | 2.5 | ① |
(2) | 2.9 | ① |
(3) | 5.0 | ① |
(4) | 2.9 | ② |
(5) | 5.0 | ② |