正解:(5)
解説:スイッチSを閉じる前には、コンデンサに充電される回路構成になっており、定常状態ではコンデンサに満充電状態(コンデンサの電圧が1V)になっている。
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この状態からスイッチSを閉じると、左側の回路では再び1Vの直流電源により電流が流れ始め、過渡現象 RL回路③の通り、
また、右側の回路では、満充電状態のコンデンサから電源が切り離され、充電されていた電流がRC回路に放電され、過渡現象 RC回路④の通り、
左回路と右回路の電流の和が求める電流[A]であるので、
したがって、時間変化に関係なく1[A]が流れ続けるので、正解は(5)の波形である。
左回路単独の波形と右回路単独の波形は下図のようになっており、線対称な波形が合算されることで、どの時間でも一定の電流となった。
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