解説
端子:流れ図で開始と終了を示す。
準備:配列や変数などを準備する。
データ:既に存在している数値の読み込みや、流れ図によって整理された数値の出力を行う。
処理:変数に数値を代入するなど、既定の処理を行う。
判断:条件に対して、YES、NOで分岐を行う。
ループ:設定された条件に達するまで、この記号で挟まれた間を循環させる。
端子、準備、データ、処理、判断はいずれも記号の中に記載されている内容を見れば、何をしているのか理解できるので、細かいことは気にしなくていいが、ループはこの記号で挟まれた間を条件が終わるまで循環させる必要があるので、これは覚えておく。
判断記号はYES,NOでそれぞれ分岐矢印があるので分かりやすいが、ループ記号にはループ同士の繋がりが分かるような矢印などがないため、どのループ記号同士が繋がっているのかをマーキングしながら読み進めると良い。
問題によっては、ループが複数使われているケースもあるが、必ずループには何の変数に対するループなのかの記載はあるので、変数aに対するループなのか、xに対するループなのか、iに対するループなのか、ループの開始と終了を意識しながら読み解いていく。