解説:通信は、情報の送受信の種類で考えると、音声通信とデータ通信の2つに分けられる。
・音声通信:連続量のアナログ信号を電話等で通信相手にそのまま伝える通信。
・データ通信:連続量のアナログ信号を離散量のデジタル信号に変換(AD変換)して伝える通信。
通信の伝送路ではノイズが混入することで、送りたい信号が変化してしまうことがあるが、ノイズに弱いというアナログ信号の欠点を補えるのがデジタル信号である。アナログ信号では微小な振幅の変化でも、情報が変わってしまい、正確な情報が伝わりにくいが、デジタル信号では、0と1の組み合わせなので、微小なノイズ程度では、0と1の閾値をまたぐ程の信号の変化にはならないので、より正確な情報通信が可能である。