無負荷損は鉄損がほとんどであり、これは負荷に無関係で一定の損失である。
鉄損の中には、(ア)損や(イ)損などがあり、鉄心材質による比例定数をK₁、鉄心の比抵抗による比例定数をK₂、周波数をf、最大磁束密度を$B_m$、鉄心に用いる鋼板の厚さをtとすると、
(ア)損=K₁(ウ)
(イ)損=K₂(エ)
と表現出来る。
上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)に当てはまる組合せとして、最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
ア | イ | ウ | エ | |
(1) | 渦電流 | ヒステリシス | $fB_mt$ | $fB_m$ |
(2) | 渦電流 | ヒステリシス | $f^2B_m^2t^2$ | $fB_m^2t^2$ |
(3) | ヒステリシス | 渦電流 | $fB_m^2$ | $f^2B_m^2t^2$ |
(4) | ヒステリシス | 渦電流 | $f^2B_m^2t^2$ | $fB_m^2t^2$ |
(5) | ヒステリシス | 渦電流 | $fB_mt$ | $fB_m$ |