正解:(4)
解説:点aと点bの電圧が等しいということは、それぞれの電圧降下の比、つまり16[Ω]とr[Ω]に関する比と、8[Ω]とR[Ω]に関する比が等しいということである。
16:r=8:Rつまり8r=16R、両辺を8で割って、r=2Rとなる。よって、この回路は16+2R[Ω]と8+R[Ω]の並列回路である。合成抵抗Zを求めると、
$\frac{1}{Z}=\frac{1}{16+2R}+\frac{1}{8+R}$
$\frac{1}{Z}=\frac{3}{16+2R}$
$Z=\frac{16+2R}{3}$
また、この回路では電源200[V]に対して25[A]の電流が流れているので、回路全体での抵抗値はオームの法則より200÷25=8[Ω]。これが先ほどの合成抵抗であるので、
$\frac{16+2R}{3}$=8
16+2R=24
2R=8
R=4となる。r=2Rより、r=2×4=8[Ω]。したがって正解は(4)