解説:$電圧変動率=\frac{無負荷時の受電端電圧-受電端電圧}{受電端電圧}$×100[%]である。
負荷が増える(受電端での負荷電流が増える)と、道中での送電線による電圧降下が増えるので、受電端電圧が低下していく。そのため、無負荷時の受電端電圧が一番高い電圧であり、負荷時の受電端電圧との差分を受電端電圧で割ることで、電圧変動率を算出する。こちらも電圧降下率と同様に分母が受電端電圧であることに注意する。感覚的には基準とする無負荷時の受電端電圧に対してどれだけ電圧降下したかの方が分かりやすいので、分母を無負荷時の受電端電圧にしたくなるが、電圧変動率という言葉の定義として分母が受電端電圧であることを覚えておく。