電圧調整方式①

発電所から需要家に至るまでには、電力は配電用変電所や高圧配電線路、柱上変圧器、低圧配電線路などを経由する。最終目的地である需要家に到着する際には、基準を満たす電圧で供給する必要がある。そのため、各施設で電圧調整がなされている。

・配電用変電所では、(ア)(LRT)や(イ)(LRA)などにより、高圧配電線の送電電圧を規定電圧に保持する。

・高圧配電線路では、(ウ)(SVR)により電圧調整したり、(エ)を線路に並列にいれ力率を改善することで、流れる電流を減少させ、電圧降下を軽減させたりする方法がある。ただし、軽負荷時にはフェランチ効果により需要家側の電圧が過剰に高くなるので、軽負荷時には開閉器により(エ)を切り離す必要がある。

・柱上変圧器では、(オ)により電圧を調整する。

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、(オ)に当てはまる組合せとして、最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 
(1)負荷時タップ切換変圧器負荷時電圧調整器バランサ電力用リアクトル取替
(2)負荷時タップ切換変圧器負荷時電圧調整器高圧自動電圧調整器電力用コンデンサタップ調整
(3)負荷時電圧調整器計器用変成器高圧自動電圧調整器電力用リアクトル取替
(4)負荷時電圧調整器計器用変成器高圧自動電圧調整器電力用コンデンサ取替
(5)負荷時電圧調整器計器用変成器バランサ電力用リアクトルタップ調整

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