地中電線路の敷設②(管路式)解答

正解:(1)

解説:管路式は、ライニング鋼管やエフレックス等の電線管を地中に埋設し、その中へケーブルを敷設する方式である。管路の途中には適度な間隔でマンホールを設け、ケーブル引き入れや撤去、更新作業などはマンホール内で行う。将来追加が予想されるルートであれば、予備の空管路を設けておくと、将来の引替えや増設に更に便利である。

<管路式の特徴>

・工事費が高く、工事期間が長い。

・管路内にケーブルが保護されるため、外傷を受けにくい。

・ケーブル自体が直接埋設されている訳ではないため、ケーブルの引替えや増設が容易で、保守点検も便利。

・熱が管路内に閉じ込められるため、熱放散が悪く、許容電流が小さい。条数が増えると更にその傾向が顕著になる。

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