解説：アナログ信号をデジタル信号に変換（ＡＤ変換）した後、その0と1のデジタル信号を直接伝送路に流す方式をベースバンド伝送方式といい、短距離通信であれば問題ないが、長距離通信ではノイズの影響で信号を正しく受信できなくなる。そこで、送りたいデータを交流信号に変換して伝送する変調を行うことで、ノイズにも強い伝送を行うことができる。変調では、送りたい情報（信号波）と伝送するための基本波（搬送波）を合成した変調波を送信し、受信機では変調波を復調して、本来のデジタル信号を取り出す。
変調には、アナログ変調・デジタル変調・パルス変調などがある。