同期電動機の電機子反作用②解答

正解:(2)

解説:この同期電動機の位相特性曲線をV曲線といい、 同期電動機の電機子反作用①の通り、界磁電流が増えると電機子電流は進み電流となり、界磁電流が減少すると電機子電流は遅れ電流となる。

各グラフで電機子電流が最小となるのは、力率が1の時であり、負荷の増加に伴い、電機子電流も増加していくので、3本のグラフは下から順に無負荷、低負荷、高負荷である。感覚的にも負荷の増大に伴って、流す電流も大きくしないと電動機が回らないというのが理解できると思う。

また、同じ負荷で、界磁電流が小さくなったり、大きくなったりしていくと、電流位相による遅れ・進みだけではカバーしきれないので、電流値も増加して、増磁作用や減磁作用を強化する。

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