同期電動機の電機子反作用①解答

正解:(5)

解説:同期電動機での電機子反作用では、回転子である電磁石の界磁電流を増加させると、その磁束の増加に反発する(磁束を減らす)ように、固定子巻線電流(電機子電流)が進み電流となり、反対に界磁電流を減少させると、その磁束の減少に反発する(磁束を増やす)ように、固定子巻線での電流が遅れ電流となるので、界磁電流の調整が力率調整の役目を果たす。

この特性を生かし、無負荷の三相同期電動機を需要家機器と並列に接続して力率や端子電圧の調整を行う。このように用いる三相同期電動機を同期調相機という。

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