同期電動機での電機子反作用では、回転子である電磁石の（ア）を増加させると、その磁束の増加に反発する（磁束を減らす）ように、固定子巻線電流（電機子電流）が（イ）電流となり、反対に（ア）を減少させると、その磁束の減少に反発する（磁束を増やす）ように、固定子巻線での電流が（ウ）電流となるので、（ア）の調整により力率調整を行うことができる。
この特性を生かし、無負荷の三相同期電動機を需要家機器と並列に接続して力率や端子電圧の調整を行う。このように用いる三相同期電動機を（エ）という。
上記の記述中の空白箇所（ア）、（イ）、（ウ）、（エ）に当てはまる組合せとして、最も適切なものを次の（１）～（５）のうちから一つ選べ。
| ア | イ | ウ | エ | |
| （１） | 交番電流 | 進み | 遅れ | 同期調相機 |
| （２） | 交番電流 | 遅れ | 進み | 静止形無効電力補償装置 |
| （３） | 界磁電流 | 進み | 遅れ | 静止形無効電力補償装置 |
| （４） | 界磁電流 | 遅れ | 進み | 静止型無効電力補償装置 |
| （５） | 界磁電流 | 進み | 遅れ | 同期調相機 |