架空送電線路の構成①

架空送電線路を鉄塔等で支持する際に、直接鉄塔等から電線を支持すると絶縁がとれないので、(ア)を介して電線を支持することで、絶縁する。ただし、(ア)は雷による異常電圧に耐えるのは困難であるので、(ア)の両端にアークホーンという突き出した金具を取り付け、フラッシオーバが発生する際にアークホーン間でアークを発生させ、(ア)が破損するのを防止する。

(ア)で電線を支持する部分は、電線と同一材料の金属を電線に巻き付けて補強する必要がある。この補強を(ウ)といい、アークによる電線の溶断や振動疲労による電線の素線切れを防止する。また、支持点付近にストックブリッジ(エ)やトーショナル(エ)などの(エ)を取り付けることで、微風による振動のエネルギーを吸収して振動を防止する。また、微風による振動の他にも氷雪が付着した状態で強い風を受けると、(オ)という振動が発生し、電線に付着した氷雪が落下した際に(カ)という電線のはね上がりが発生する。

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、(オ)、(カ)に当てはまる組合せとして、最も適切なものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

 
(1)アークホーンアーマロッドがいしダンパギャロッピングスリートジャンプ
(2)アークホーンがいしアーマロッドホイールスリートジャンプギャロッピング
(3)がいしアークホーンクランプダンパスリートジャンプギャロッピング
(4)がいしアーマロッドクランプホイールスリートジャンプギャロッピング
(5)がいしアークホーンアーマロッドダンパギャロッピングスリートジャンプ

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