解説: 図のように開放式のガスタービン発電は圧縮した空気を燃焼膨張させ、タービンを回すというシンプルなシステムであり、設備・補機類も簡単で建設も安く容易で、建設期間も短い。また、運転操作も簡単で、汽力発電所のような高度な運転技術と多くの運転人員を必要としない。
ガスタービンでは運転する温度が高く、騒音も大きい、また、ガスタービン発電の特徴①の通り、外気温度が上昇すると出力は低下するという特徴もあるが、開放式の場合は熱くなった排気はそのまま外気へ排気するので、汽力発電所のように復水器などで冷やしてあげる必要がないので、冷却水も不要となる。
上記通り、ガスタービンでは温度いため、その排熱も熱利用すると、より有効にエネルギー利用できるので、他の設問で、コンバインドサイクル及び、コージェネレーションシステムについて勉強する。