出典:資源エネルギー庁HP(エネルギー白書2023)
解説:グラフの一番左側1952年(昭和27年)~1960年(昭和35年)までの発電電力は水力発電が大半を占めていた。その後、石油等による発電量が急拡大し、1970年代後半からLNG、石炭、原子力の発電量も増えていく。1990年代からは原子力が最大勢力として牽引していくが、2011年東日本大震災での原発事故をきっかけに一気に発電電力量を減らしている。LNGと石炭は似たような増加推移をしているが、若干LNG発電量の方が多く、原子力発電量が落ち込んだ2011年以降は、LNGと石炭の2強体制となる。
昭和30年代近辺で大半を占めていた水力発電は、発電量は若干増えたものの、ほぼ横ばい状態で、国内総発電量の増加に対して、徐々に発電率を落としていく形となり、近年では10%以下になっており、直近2021年は7.5%である。