電線路の保護①解答

正解:(4)

解説:保護協調では、末端の遮断器から順番に動作させることで、それよりも上位の系統を保護し、波及事故を防止する。遮断器は自動開閉動作をするが、それ自体が開閉の判断をすることができないので、継電器により判断し、遮断器へ開閉の指令を行う。その継電器には 限時要素という、一定時間ある電流が流れ続けたら(例えば10分間50A流れ続けたら、1分間100A流れ続けたら)という要素と、瞬時要素という、瞬間的にある電流が流れたら(例えば1000A流れたら)という要素により構成され、この限時・瞬時の両要素での保護協調を取り、波及事故を防止している。

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