解説: 例えば、あるマンションでの最大需要電力は各住戸毎の最大需要電力の総和とはならない。
なぜなら、住戸毎に生活リズムが異なるので、19:30にピークがくる家庭があれば、20:00にピークとなる家庭もあるし、朝6:00にピークがくる家庭もあるかもしれない。そのため、各住戸の最大需要電力の総和に比べて、マンション全体にならした時の最大需要電力は小さくなるので、不等率は1以上となる。
不等率が大きいほど、それぞれの負荷(今回のマンションの例で言うと住戸)毎の電力使用のバラつきが大きいことを意味し、逆に不等率が小さく1に近づくほど、バラつきが少ないことを意味する。